EPMAによる試料の元素分析
A5ランクとかラベルされてるだけで,なんだかやんごとないものに見える 矢口研で育成された試料は,EPMAを使用してもれなく元素分析されます. Electron Probe Micro Analyzerは,試料に電子線を照射して発生する特性X線強度を測定することで,試料を構成する元素の比を決定できる装置です. FeSe系では元素比が1:1からずれるため,元素比の定量分析が欠かせません. また,Fe(Te, S)といった元素置換試料は,その置換量が重要であり,やはりEPMAが欠かせません. "元素分析済み" これだけで,データの価値は上がります.